インタビュー
患者さま一人ひとりのために
なる、眼科医療の提供を
目指しています
患者さまは眼の異常を訴えてクリニックに来院されるわけですが、同じ病気でも、一人ひとりお悩みの症状は違います。診療の際はそれをていねいに聞き取り、患者さまのためになる医療を提供できるよう尽力しています。
眼科を専門にされた理由:
眼を診ると全身の状態がわかるところに惹かれて眼科を志望。
全身疾患で眼にも症状が出てくることがあるため、眼の状態を診ると、「この方は糖尿病がある」「血圧が高い」といったことまで、実はわかってしまいます。たとえば「視力が悪くなった」と来院されたにもかかわらず、眼に異常はなく、精査してみると精神的な問題から心性視力障がいを引き起こしていたということもあります。
いわば、「眼を診ると全身の状態がわかる」。そういうところがおもしろくもあり、患者さまを助けられることでやりがいにもつながると思い、眼科を選びました。
診察の際の心掛け:
患者さまの日常生活やお仕事の環境まで細やかに診ています。
患者さまに「このクリニックに来てよかった」と思ってもらえるように、熱意をもって診察をおこなっています。患者さまのお話をよく聞くというのは基本的なことですが、その方の生活環境やお仕事などまで丁寧にお伺いし、どうすればお力添えできるかを考えています。
超高齢化社会のいま、当クリニックの患者さまのなかにも、独居をされている高齢者がいます。患者さまの苦痛を置き去りにして「とにかくなんでも治療する」のではなく、その方の負担にならない範囲で、できるかぎり症状を改善できる治療を心掛けています。患者さまが求めていることに応じられる診療が大事だと思うからです。
日帰り手術にも対応:
勤務医時代の経験を活かして地域医療に貢献したいです。
最近では、アメリカを始め、世界的にも眼科医療では入院が必要な治療が少なくなってきています。私は勤務医時代に手術治療も経験してきましたので、地域医療でもそれを活かしたいという思いから、当クリニックでは日帰り手術にも対応しています。
ただ、日本は保険制度が充実していますし、手術をする際には気持ちの面で不安も大きいことから、入院したいという方も多くいらっしゃるのが現状です。その場合は、入院設備のある医療機関へご紹介する形をとっています。
院内のこだわり:
より新しい機器を導入。くつろげる空間づくりを工夫しています。
より専門的な治療がおこなえるよう、なるべく新しい機器を取り入れるように努めています。
また、落ち着いた雰囲気をコンセプトに、院内は全体的にオフホワイトに木目を入れた色調にそろえています。患者さまに少しでもリラックスしてお過ごしいただけるような空間づくりにこだわりました。また、バリアフリー設計ですので、高齢の方や車いす・ベビーカーの方でも通院しやすい環境かと思います。
スタッフの特徴:
明るく優しいスタッフに助けられています。
私自身「患者さまのためになる医療を提供したい」という思いがあるので、スタッフに対しても患者さまにはていねいに接するようにとは言っています。
ただ、特に指導しなくてもスタッフはみな私の気持ちをよく理解し、細やかに気配りしてくれていると思っています。ほかのクリニックでの勤務経験があるスタッフからは、むしろ私がいろいろとアドバイスをもらっているくらいです。明るく優しい方ばかりで、てきぱきと仕事をしてくれて、助けてもらっているなと感じています。